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ストレス対策

ストレス対策

ペットを飼育していると普段の疲れやストレスが癒されるという方は多いと思います。
ではペットのストレス対策はどうでしょう?

例えば...
・周囲の騒音や明るさ
・長時間の空腹状態
・お留守番
・香水、アロマ、たばこなどの匂い
・温度や湿度
・引っ越しなどの環境変化
・家庭内の不和 

うるさい音、食べたいのに我慢する、一人で寂しい、好きではない香り…
こうやって書きだすと私たち人間でも当たり前にストレスとして感じるものです。
ですが動物の五感は人間よりも数十倍優れているため、人間以上にはるかに強く音が聞こえたり匂いを感じています。
出来る対策を考えて外の騒音を遮断したり、大きな音で音楽を鳴らしたりするのは控えたほうが良いでしょう。
アロマオイルなどの種類によってはワンちゃんネコちゃんは吸い込むだけで毒になる事もありますのでお部屋での使用には注意が必要です。

ワンちゃんの犬種にもよりますが比較的に大型犬種は暑さに弱く、小型犬種は寒さに弱いなどがあります。
ワンちゃんネコちゃんは汗をかいて体温を調節する事が出来ません。
犬の適温は18度~22度、猫の適温は夏で28度前後、冬で23度前後といったところでしょう。
湿度は犬猫共に50%前後が理想的。
子犬、子猫、高齢な子はより気温湿度の管理は体調管理の為にも重要になりますので注意して見てあげてください。

お留守番はどうしても仕事で出勤をするなど家を空ける事はありますよね。
帰宅後やお休みの日はワンちゃんネコちゃんとのコミュニケーションの時間をゆっくりと取ってあげてください。ブラシをかけてあげたり、体をたくさん撫でてあげる事で被毛の質の変化や体に瘤があると気付いて来院され、病気の早期発見に繋がる方もいます。
普段からの日々の観察が一番の病気の予防、早期発見になります。

ワンちゃんネコちゃんは私たち飼い主の気持ちを読み取るのがとても上手です。
人間が嬉しいと横で一緒に嬉しそうな顔でしっぽをパタパタしていたり、落ち込んでいるとソッと静かに傍で寄り添って慰めてくれたり、ご家庭内で家族がケンカをしていたりするとワンちゃんネコちゃんも空気を察して隅っこからこちらの様子を窺うようにしていたり、皆さん経験がおありではないでしょうか?
実際に聞いたお話でご夫婦で不和があり、お二人が話し合いをしている間毎日のように飼っていたネコちゃんが飼い主さんたちのお布団に粗相をしてしまうというお話がありました。仲直りをされた後はその粗相は収まったそうです。
このようなお話でも分かるようにペットがストレスを溜めると問題行動に繋がる事も少なくありません。

例えば...
・無駄吠えをする
・家具等を噛んでしまう
・家中を走り回って落ち着かない

そしてストレスは万病のもと!
・下痢や嘔吐
・脱毛
・食欲不振
このような症状から重大な病気にも繋がりかねません。

ワンちゃんネコちゃんの生活の質を向上して、癒し癒されの生活を送って下さいね。