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猫の便秘

猫の便秘

こんにちは!!
毎日暑い日が続いていますが、体調など崩されていませんか?
今日は愛猫の便秘についてお話したいと思います。


はじめに



猫は人間と同じように、便秘になると体調が悪くなります。
便秘猫の健康にとって大きな問題です。
便秘になる原因はさまざまですが、食生活や日常習慣が大きく関係しています。
今日は、猫の便秘について、そうならないための食生活と日常習慣、またそうなった時の対処法について紹介します。


猫の便秘の原因と予防法



猫の便秘の原因はこのようなものがあります。

・水分不足
水分が不足すると、便が硬くなります。
水分不足になる原因は、水を飲まない、缶詰やレトルトなどの水分量が少ない食事を与える、暑い季節や暖房器具の使用などです。
水分不足を防ぐには、常に新鮮な水を用意しておき、水を飲む場所や容器を工夫することが大切です。
また、水分量が多いウェットフードや手作り食を与えることもおすすめです。

・運動不足
運動不足は、腸の動きを鈍らせます。
運動不足になる原因は、室内飼いや高齢であることが多いです。
運動不足を防ぐには、猫と遊んだり、おもちゃやキャットタワーなどを用意して刺激を与えることが大切です。

・毛玉
毛玉は、猫が自分の毛を舐めることでできます。
毛玉は腸内で詰まりを起こすことがあります。
毛玉を防ぐには、定期的にブラッシングをして毛の抜け落ちを減らすことが大切です。
また、毛玉対策用のフードやサプリメントを与えることもおすすめです。

・ストレス
ストレスは、腸の働きを悪くします。
ストレスになる原因は、環境の変化や他のペットとの関係、飼い主の留守や構ってもらえないことなどです。
ストレスを防ぐには、猫に安心できる場所や隠れ家を用意しておき、優しく声かけやスキンシップをすることが大切です。


猫の便秘の対処法



猫が便秘になった場合はこのような対処法があります。

・お腹をマッサージする
お腹を優しくマッサージすることで、腸の動きを促すことができます。
前脚、背中、しっぽ、後ろ脚の順にゆっくりと優しく撫でながら猫の様子を観察し、嫌がるそぶりがなければ、手を前後に動かす要領でそっと脇腹を優しく揉んで腸を刺激しましょう。

・獣医に相談する
便秘が長引いたり、血便や嘔吐などの症状がある場合は獣医に相談することが必要です。
獣医は、便秘の原因や程度に応じて、浣腸、用手摘便を行います。
その後、食事療法や緩下剤を使用し宿便が取り除けた状態を維持しましょう。
便秘が慢性的になると、結腸が拡張した状態になり(巨大結腸症)、ウンチ自体が大きな塊となって自力では出せなくなります。

猫の便秘

便秘になったら大変


まとめ



猫の便秘は、食生活や日常習慣が大きく関係しています。
便秘を防ぐためには、水分や運動十分に与えることが大切です。
また、毛玉やストレスにも注意しましょう。
便秘になった場合は、お腹をマッサージしたりすることができますが重症な場合は獣医に相談しましょう。