9月に入って少し涼しくなって来ましたでしょうか?秋は過ごしやすい季節ですね。
しかし秋で心配なのが台風です。最近の台風は温暖化の影響も受けて勢力が増すばかり…。
台風被害のニュースも甚大なものになっている事がありますよね。
実際に被災をした場合、ワンちゃんネコちゃんをどう守るのか…。
今回はペットの防災について必要な物を考えてみたいと思います。
まず、お外で飼育されているワンちゃんは早いうちにお家の中に必ず入れてあげてください。
風の音や飛来物のぶつかる音などで驚いてパニックになり、リードや首輪を外して迷子になってしまう可能性や、飛来物が当たってケガをしてしまうリスクから守ってあげましょう。
ワンちゃんやネコちゃんも普段聞く事の無い音を聞くと不安になってしまいます。
お家の中ではいつも通りの声で「大丈夫だよ、一緒にいるからね。」と話しかけて安心させてあげてくださいね。
お家の中で無事に災害をやり過ごす事が出来れば良いですが、避難が必要になった場合はどうでしょう?
ペット用品の持ち出しセットは用意出来ていますか?
最近では「ペット用の防災グッズセット」等も販売されているようですが、動物には『普段から使用しているもの』がとても重要になる事があります。
・普段食べているご飯(ジップロック等に小分けにして用意したり、小袋タイプの物を買っておくと良いでしょう)
・ペット用のお水(市販の人間用の水のペットボトルは動物には向かないものもありますので注意が必要です)
・ペット用の食器
・トイレ用ペットシート・ネコちゃんは持ち運び可能な簡易トイレと猫砂
・持病のある子は普段飲んでいるお薬(普段から少し多めに貰っておくといいです。ただし薬によっては長期保存がきかないものや常温保存できないものもあるので、かかりつけの獣医師に相談して下さいね。)
・予備のリード、首輪、キャリー(リードは伸びない物。首輪には飼い主様の連絡先をつけておきましょう。またキャリーは万が一開いてしまわないようにガムテープで補強したり、落ち着かせる為に覆ってしまえる大きな布も有るといいと思います。ネコちゃんの場合洗濯ネットなども移動に便利です。)
ご飯、お水、お薬、猫砂などは7日分くらいは用意しておくことが望ましいです。
避難所ではペット用品が手に入る事は困難な場合があります。
特に療法食やお薬はすぐに手に入るとは限りません。
先ほど紹介した必要なもの以外にも、ペット用のタオルやブランケット、使い慣れたおもちゃ、ブラッシング用品、お気に入りのおやつ等。
お家以外の場所で動物たちのストレスを緩和できるものも用意しておくと安心です。
こうやって改めて見直してみると結構な量に感じますよね。
ですが大切な家族、かわいい我が子の為に普段からできる備えはしておきましょう。