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犬と猫のノミ・マダニ対策

犬と猫のノミ・マダニ対策

犬や猫にとって、ノミ・マダニに寄生されることは健康上重要な問題です。
気温が13度以上になると、ノミ・マダニは活動を始めるため、春から秋にかけて特に注意が必要です。

ノミ・マダニ予防の必要性

ノミ・マダニに刺されると、犬・猫は痒み、皮膚炎、貧血などの症状を引き起こすだけでなく、様々な感染症に罹患する恐れもあります。
※瓜実条虫症、ライム病、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)など

今回は犬と猫に分けてノミ・マダニ対策についてまとめました。

【犬のノミ・マダニ対策】
犬のノミ・マダニ対策は、定期的な予防が大切です。
以下に具体的な対策方法を紹介します。

■ノミ・マダニ駆除薬の使用
ノミ・マダニ駆除薬は、市販のものから動物病院で処方されるものまで様々な種類があります。
経口薬やスプレー、スポット薬など犬の体重や年齢、健康状態に合わせて適切なものを選びましょう。

■定期的なシャンプー
犬用のノミ・マダニシャンプーを使うことで、犬の被毛についたノミやマダニを除去することができます。
定期的なシャンプーは、ノミ・マダニ対策にも効果的です。

■室内の清掃
犬がよくいる場所や寝床、マット、カーペットなどをこまめに掃除機で掃除しましょう。
また、洗濯機で洗えるものは定期的に洗濯し、洗えないものはペットにも使用可能なスプレーなどで繁殖抑制しましょう。

■散歩後のチェック
散歩から帰ったら、犬の体にノミやマダニがついていないかをチェックしましょう。
特に、耳の周りや股の間、足の付け根など、ノミやマダニがつきやすい場所に注意しましょう。

犬のノミ・マダニ対策

【猫のノミ・マダニ対策】
最近では室内飼いが推奨されていますが、猫のノミ・マダニ対策も犬と同様に定期的な予防が大切です。

■ノミ・マダニ駆除薬の使用
猫にもノミ・マダニの駆除薬がありますが、使用する前には猫に合わせた種類を選びましょう。
また、駆除薬は犬用と猫用で異なるので、猫用のものを使いましょう。

■定期的なブラッシング
猫は自分で被毛の手入れ(毛づくろい)をしますが全身に行届くわけではない為、手入れが不十分だとノミやマダニの繁殖場所になってしまいます。
そこで、飼い主によるブラッシングをプラスすることもノミ・マダニ対策に効果的です。

■室内の清掃
猫がよくいる場所や寝床、マット、カーペットなどをこまめに掃除機で掃除しましょう。
また、洗濯機で洗えるものは定期的に洗濯し、洗えないものはペットにも使用可能なスプレーなどで繁殖抑制しましょう。

■外出後のチェック
基本、室内で生活している猫も通院など外出先でノミやマダニに感染することがあります。
猫が帰ってきたら、被毛にノミやマダニがついていないかをチェックしましょう。

猫のノミ・マダニ対策

※犬も猫も同様ですが、ノミは約3ミリ程度と小さく、ノミの寄生数が少ないと発見が困難です。
黒い小さな粒(ノミのフン)が見つかればノミがいる可能性を考えます。

以上が、犬と猫のノミ・マダニ対策についての基本的な情報です。
定期的な予防と、適切な対策を行うことで、ペットの健康を守りましょう。
ただし、犬や猫によって体質や病歴が異なるため、詳細は動物病院で相談することをお勧めします。